変革する軽補修市場に対応する、軽補修用レーザー見積作成システム『KX-1000』

 

KX-1000イメージ
軽補修直接取引の受注獲得ための見積作成システム『KX-1000』(特許第5258008号)

KX-1000 基本操作紹介動画


当社の相談役のブログでの紹介は こちら

軽補修市場の変革に対応するために

今後の車体補修事業では、軽補修の市場が大きく変わっていくことが予想されます。その引き金となったのは、ノンフリート等級別料率の改定です。日刊自動車新聞ではこのような予想を立てています。

→保険料率の改定による軽補修市場の変化についてもっと詳しく

 

変わっていく市場に対応するためには、カーオーナーからの直受を獲得する仕組み作りが必要ですが、ボディーショップレポート2012年4月号特集『カーオーナー1000人アンケート』による 『ボディーショップのこんなところにイラッ』というグラフがあり、これによると、『見積時の説明がわかりにくい』と答えたカーオーナーの数がとても多い事がわかりました。

来店時のこんなところにイラッ

【カーオーナーの皆様の声】
カーオーナーの皆様の声

→カーオーナーの要望への対応についてもっと詳しく

 

『KX-1000』は、ボデーショップがこれからの軽補修市場に対応し、 カーオーナーとの直接取引による受注獲得の仕組み作りを実現するための見積作成システムとして開発されました。

『KX-1000』を使えばどんな方でも、ボデーショップごとの基準を元に均質でクオリティの高い見積作成をすることができます。またカーオーナーにも見積の内容や「なぜその価格になるのか」を分かりやすく伝えることができます。

『KX-1000』が実現する、軽補修直接取引の受注確度を上げる仕組み作り

■『KX-1000』とは

KX-1000は、タブレットPCを利用してカーオーナー様に画面をタッチしながらわかりやすく説明できる 『軽補修用見積アプリ』と、カーオーナーのクルマを触ることなく正確な損傷範囲を 確定することで補修範囲の基準を示す事ができる 『レーザーグリッド照射器』を使用した 『軽補修用レーザー見積システム』です。

KX-1000

軽補修用見積アプリでは下表のような各種初期設定を行う事で、誰もがショップ独自の方針と基準に従った均質な見積が作成可能なように設計されています。

初期設定項目

お客様の目の前で作成した見積書は、お客様情報 入力画面で入力したメールアドレスにPDFデータとし て送る事が出来るほか、初期設定で担当者メールアドレス登録しておけば、作成担当者宛に同時にメール送信することが可能です。

見積書PDF

また端末にはPDFデータの他に入力内容のCSVデータも保存されていますので、データの活用が可能です(※)。


※『軽補修用見積アプリ』に内蔵されたQRコード読み取り機能を使い、車検証のデータを取得してCSVデータとして保存、活用することが可能です。また見積作成の際に入力されたデータもすべてCSVファイルに保存し、活用することができます。

 

■どんな方でも簡単にカーオーナー納得の軽補修見積を作成

KX-1000が目指したのは「 カーオーナーと合意形成しながらの見積作成」が「 どんな方でも簡単に行える」見積作成システムです。

『レーザーグリッド照射機』が照射する4×4デシのレーザー光は、軽補修見積がどのような単位で行われるのかをカーオーナーに分かりやすく示します。また『軽補修用見積アプリ』側で4×4デシのレーザーグリッドを撮影して画像処理をかけることで、タブレットの画面上にレーザーのマス目が損傷範囲指定ボタンになった画像を表示し、カーオーナーに補修の説明をしながら一緒に見積作成を行えます。

『レーザーグリッド照射機』はボタンのON/OFFのみで操作できます。『軽補修用見積アプリ』のインターフェースは見やすさと分かりやすさを追求し、簡単なタッチ操作で多くの機能が扱えます。機器デザインも考慮され、先進的なイメージをカーオーナーに伝えられるモノになっています。

 

■実際の作業イメージ

@クルマの損傷範囲に向かってレーザーを照射します。ある程度の直射日光下で、レーザーグリッドが肉眼で確認しづらい場合も、見積アプリがレーザー位置を検出しますので、屋外であっても大丈夫です。


 

A撮影されたレーザーはタブレットの画面でボタンになっていますので、お客様と損傷範囲を確認しながらボタンをタップしていきます。


 

B損傷範囲が確定したら見積画面に入ります。お客様情報や車両情報、補修車両の状態や損傷状態をお客様の目の前で確認しながら入力すれば、見積書ができあがります。


 

Cこのような軽補修見積をタブレットからその場でお客様のメールへ送る事ができます。担当者メールを登録すれば、見積りを担当した担当者にもメールが行きますのでプリントアウトしてお渡しする事も可能です。


 

■KX-1000が実現する仕組み

 

■システム構成など

○システム構成

システム構成

 

○スペック

Androidタブレット
LCDサイズ LCDタイプ OS CPU メモリ フラッシュメモリ 重量 ワイヤレス
標準
10.1型

ワイドIPS液晶(1280×800ドット、1,677万色)
ワイドビューアングル
マルチタッチパネル(6点)

Android 3.0
(工場出荷時)
NVIDIA Tegra 2
モバイルプロセッサ1.0GHz
1GB
(LPDDR2 600MHz)増設不可
16G 765g 502.11b/g/n
ワイヤレスLAN(WiFi準拠)

KX-1000 レーザーグリッド照射器
入力電圧 出力 クラス 方式 レーザー波長 照射時間 重量 寸法
12V
(単三アルカリ乾電池×8本)

5mW × 5系統

クラス3R(JIS) 固体レーザ
YVO4 and KTP
532nm 約1500時間 1.3kg 530o × 490o × 160o


※スペックは予告なく変更されることがあります。

 

○オプション(ノボリ)

警告!
※KX-1000 レーザーグリッド照射器はクラス3Rグリーンクロスラインレーザーを使用していますので、レーザー光を直接覗き込むのは大変危険です。取扱説明書の注意事項及び機器に貼付されているレーザー機器安全ラベルの内容をよく読んで理解してご使用ください。
※AndroidタブレットPCは専用機となります。KX-1000見積アプリはインストール済みとなっております。

 

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